【イベント】10/10(火)産後リカバリーの日、第1回シンポジウムに登壇
10/10は「産後リカバリーの日」
本日、第1回シンポジウムが開催され、代表理事の八田幸子がパネル登壇しました。
667人への調査から抽出された「10の重要課題」をテーマに、フェムテックを推進する各大企業のメンバー様と共にパネルディスカッションに登壇させて頂きました。
◆産後リカバリーの日って?
産後の疲労を改善するために、お母さん自身が自分の心と体をいたわり、支える家族や周囲の人、社会が、産後の疲労と回復に目を向けるきっかけの日です。
妊娠期間をいう言葉「十月十日(とつきとおか)」に由来して「妊娠から出産までと同じくらいの産後期間、心と体のリカバリーも大切にしてほしい」との想いから昨年制定されました。
◆産前産後10の重要課題
1. 妊娠中と比べて産後の情報が少ない
2. 「休めない」意識は産後1.5倍に
3. 回復が十分でないまま社会復帰せざるをえない
4. 産後の体のケアの満足度が低い
5. 核家族・一人親世帯などで頼れる人が少ない
6. 妊婦歯科健診の受診率は3割
7. 今や5人に1人の帝王切開出産。心のケアへの理解不足
8. パパ育休へのモヤモヤ
9. 男性の産後うつが見過ごされている
10. 産後リカバリーは産前から始まっているという事実
産後リカバリーはママのものだけではなく「パパの産後うつ」も課題としてあがっています。
シンポジウムでは、生死がかかる命がけの「出産」についての情報収集は積極的だが、産後の情報収集は比較的自ら取りに行っていなかったという声がよく聞かれました。まさしく、10の通りですね。産後になってから慌てて調べたこと、振り返ってやっておけばよかったことなど沢山あるママの声を集約して妊婦さんに共有できたらいいですね。
産後に疲弊しているときに対処しながらではなく、事前にもっとリテラシー高めておけばリカバリーも早められるでしょう。
産前の体力や筋力に戻るのに6ヶ月かかることが学術研究でわかっていますが、妊婦健診は手厚いのに対して、産後は1ヶ月健診して終了です。
産後リカバリーを促す制度やサービスが広がったらいいなと心から切に願いますし、私たちJVYA(日本声ヨガ協会)も声に特化した団体として、そうした声を集めて発信しつつ健康づくり・セルフケアを推進していきたいと思います!